Web制作で挫折せずに勉強を続ける方法はある?
Web制作で挫折しそうなときにおすすめの学習方法は?
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
Web制作で挫折しないためには、学習方法を見直したり、Web制作を学ぶ目的を明確にしたりすることが大切です。
本記事ではWeb制作で挫折する原因や対策法について、筆者の経験をもとに紹介しています。
おすすめの学習方法も紹介するので、Web制作の学習を諦めそうになっている方はぜひ参考にしてください。
Web制作で挫折しないための対策方法とは
この章では、Web制作で挫折しないための対策方法を紹介します。
上記3つのポイントについて、次の項目で詳しく解説します。
学習方法を見直してみる
Web制作で挫折しないためには、学習方法を一度見直してみましょう。
慣れない学習方法を続けていれば、途中で学習するのがつらくなってしまいます。
Web制作の学習方法は、主に独学で学ぶ方法とプログラミングスクールに通う方法の2つです。
学習スケジュールをたてて1人で黙々と勉強できる方なら、独学が向いているでしょう。
費用は安く済みますが、習得までに3ヶ月~6ヶ月程度かかる場合があるため、比較的時間がある方におすすめです。
一方、1人で学習するのが苦手な方はプログラミングスクールに通う方法が適しています。
独学よりも短期間でスキルを習得できますが、費用がかかるためある程度の経済的余裕が必要です。
自分のスケジュールや経済状況を再度見直し、最適な学習方法を選択しましょう。
Web制作を学ぶ目的を明確にする
Web制作で挫折しないためには、Web制作を学ぶ目的を明確にしましょう。
Web制作を学ぶ目的がはっきりしていると、モチベーションの低下を防ぐことができます。
逆に学習目的が明確になっていないと、「このままで大丈夫だろうか」というネガティブな気持ちに支配され、モチベーションも下がってしまうでしょう。
また、感情が突き動かされるような目的を持っているほど学習意欲が継続しやすいです。
改めてWeb制作の学習目的を整理し、モチベーションアップをはかりましょう。
ポートフォリオ制作・仕事探しは焦らず丁寧に行う
Web制作の学習は終えたものの、「なかなか仕事を獲得できず挫折しそう」という方もいると思います。
仕事を獲得するコツは、ポートフォリオ制作や仕事探しを焦らず丁寧に行うことです。
ポートフォリオとは、クライアントに自身のプログラミングスキルをアピールするための履歴書のようなものです。
案件受注を急ぐあまりポートフォリオのクオリティが低いままでいると、仕事を獲得できる確率も低くなります。
また仕事探しに関しては、数件の営業で落ちてしまっても諦めるのではなく、たくさんの案件に応募することが必要です。
最初の1件を受注し納品まで完了すれば、2件目の案件受注がずっと楽になるでしょう。
ポートフォリオ制作や仕事探しは短期で結果を得ようとせず、気長にじっくりと行うのがおすすめです。
Web制作で挫折しそうな人におすすめの学習方法
ここからは、Web制作で挫折しそうな人におすすめの学習方法を紹介します。
おすすめの学習方法は下記の2つです。
以下の項目から詳しく解説します。
オンライン学習サービスを利用する
独学でWeb制作を勉強している方は、オンライン学習サービスを利用するのがおすすめです。
オンライン学習サービスとは、パソコンやスマートフォンを利用してインターネット環境下でWeb制作学習ができるサービスのことです。
サービス内容はプログラミングスキルのほか、ビジネススキルや資格取得に役立つものなど多岐にわたります。
場所や時間を問わずプロの授業を学べるため、独学をしている方にぴったりです。
以下の項目からおすすめのオンライン学習サービスを紹介します。
Udemy
Udemyは、月額ではなく買い切り型の講座を提供するオンライン学習サービスです。
コンテンツごとに課金するシステムなため、さまざまなジャンルから選び組み合わせることで、学びを深めることができます。
コース制限はなく一度購入すれば永久に学べるため、いつでも復習したり見直したりできるのが魅力です。
また、Udemyでは定期的にセールを開催しており、最大95%OFFのセールを行っていることも。
気になるコースを事前にチェックしておき、セール時に購入することでお得に講義を受けることができます。
学習形態 | オンライン |
料金 | ・コンテンツ毎に価格設定あり(約10,000円~) ・定期的にセールを実施 ・コースは全て30日間返金保証付き |
動画本数 | 約155,000本 |
学習内容 | ビジネススキル・デザイン・写真・動画・マーケティング・IT・ソフトウェア・自己啓発など |
学習期限 | 期限なし(一度の購入で何度でも視聴可能) |
ドットインストール
ドットインストールは、プログラミングの基礎を無料で学べる動画形式の学習サイトです。
HTML&CSSやJavaScriptなどの基礎を学べるコースでは、30本以上の動画を無料で視聴できます。
プログラミングに触れたことがない方も、気軽に始めやすいのがうれしいポイントです。
有料会員になると月額1,080円(税込)でより効果的に学ぶことができ、現役エンジニアに質問できるサービスも利用できます。
学習形態 | 動画視聴 |
料金 | 無料会員/月額1,080円のプレミアム会員 |
動画本数 | 7088本(472レッスン) |
学習内容 | HTML&CSS・JavaScript・Ruby・Python・Java・PHP・Go・Kotlin・Swift |
学習期限 | - |
プログラミングスクールを利用する
独学の勉強で挫折しそうな方は、プログラミングスクールを利用するのがおすすめです。
わからないことをすぐに質問できたり、メンターに相談したりできるため挫折を防げます。
また、スクールによっては就職の面接練習や履歴書・職務経歴書の添削などのサポートを行っているところもあります。
プログラミングスキルだけではなく、仕事獲得の援助を受けられるところもプログラミングスクールの魅力です。
次の項目から、おすすめのプログラミングスクールを紹介するのでぜひ参考にしてください。
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPでは専属のライフコーチからのサポートがあるため、Web制作学習の挫折を防げます。
現役エンジニアにいつでも質問ができたり、課題へのレビューがもらえたりするのも魅力のひとつです。
また、エンジニアへの転職活動をマンツーマンでサポートしてもらえます。
履歴書や職務経歴書の添削、面談の練習のほか、自己分析やビジネススキル研修などを受けることも可能です。
エンジニア転職に関するきめ細かなサポートを受けたい方は、DMM WEBCAMPの公式サイトをチェックしてみましょう。
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テックアカデミー
テックアカデミーは、学習の進め方や疑問点などをすぐに相談できるプログラミングスクールです。
専属メンターや手厚いチャットサポートがあるため、初心者でも挫折せずに学習を続けられるでしょう。
またオンラインで学習できるため、自宅にいながら講義を受けられるのがうれしいポイント。
仕事の紹介から案件の納品までサポートを受けられるので、初めての案件でもつまずくことなく遂行できます。
未経験からエンジニア転職や副業を目指す方は、テックアカデミーでの受講を検討してみてください。
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RUNTEQ(ランテック)
ランテックでは、学習中に疑問点が出てきたらオンラインで直接講師に質問できます。
未経験からでも現場で活躍できるように、実践的なカリキュラムが用意されているのもポイント。
書類作成や面接練習などの転職サポートがあり、カリキュラム終了後も無期限で利用できます。
働きながらエンジニア転職を目指す人のために、最長9カ月の学習期間が用意されているのも魅力です。
未経験から挫折せずに学習を続けたい方は、ランテックの公式サイトをチェックしてみてください。
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Web制作で挫折する原因
ここからは、Web制作で挫折する原因を紹介します。
Web制作で挫折する主な原因は、下記のとおりです。
次の項目で詳しく解説します。
最初から完璧を目指そうとしている
Web制作で挫折する原因として、最初から完璧を目指そうとしていることが挙げられます。
Web制作は奥が深いため、学習で完璧を求めると沼にはまり、抜け出せなくなるため注意が必要です。
例えば、すべてのコードを暗記しようと思っているといつまでたっても次のステップに進めません。
Web制作学習では、常に6~7割をこころがけて学習を進めましょう。
基礎学習を一通り終えたら、あとはひたすら手を動かしてコーディングのイメージをつかむのがおすすめです。
またコードは暗記するのではなく、疑問点が出てくるたびにググって解決することをおすすめします。
なぜならいくら学習に時間をかけたとしても、実際の案件では分からないことが必ずでてくるからです。
そういったときにググる力を身に付けておけば、どんな案件が来ても安心して臨むことができます。
学習の目的が明確になっていない
Web制作で挫折する原因は、学習の目的が明確になっていないからです。
学習目的がはっきりしていないと、モチベーションが下がるばかりか、Web制作学習の優先順位も低くなってしまいます。
いつしかほかのことに意識が向くようになり、Web制作学習に割く時間が少なくなって挫折につながってしまうでしょう。
Web制作学習を始める際は、最初に目的をはっきりと決めておくのがおすすめです。
そうすることで、たとえ壁にぶつかったときもブレずに学習を継続することができます。
つまずいたときに一人で解決しようとしている
Web制作学習でつまずいたときに一人で解決しようとすると、途中で無理が出てきて挫折につながってしまいます。
疑問点が出てきたときは、1人で悩まず助けを求めましょう。
無料でプログラミングの質問・相談ができるサイトを下記に記載しました。
筆者はよくQiita(キータ)を利用していましたが、とても親切に回答してくださるばかりでしたので、安心して利用できるかと思います。
また、分からないところはとりあえず放っておいて先に進むことも大切です。
学習を進めていくうちに、いつの間にか疑問点が解決していたということは多々あります。
十分な学習時間を確保できていない
十分な学習時間を確保できていないと、いつまで経ってもスキルを習得できず挫折につながります。
Web制作のスキルを習得するために必要な時間は、おおよそ180時間~200時間といわれています。
1日2時間を勉強に費やすとなると、トータルで3ヶ月程度はかかることになるでしょう。
できるだけはやく成果を得たいなら、学習時間をしっかり確保できるよう工夫することが大切です。
Web制作に関するよくある質問
この章では、Web制作に関するよくある質問を紹介します。
次の項目から、上記3つの質問に回答していきます。
Web制作がオワコンって本当?
Web制作はオワコンといわれていますが、本人の努力次第でいくらでも仕事を得ることは可能です。
専門性や希少価値を身につけて自身の市場価値を高めておけば、案件受注の確率が高まるでしょう。
また、Web制作がオワコンといわれる理由として下記が挙げられます。
近年、プログラミングコードを書かなくてもWebサイトを開発できる「ノーコードツール」が発達しています。
だれでも簡単にWeb制作ができるようになり、コーディングしかできない人材の需要が減ってしまったことが理由のひとつです。
また、副業解禁などの影響でWeb制作者を目指す人が増えたことも原因といえるでしょう。
Web制作は未経験でも参入しやすいため、ライバルの数が増えたことにより仕事を受注しにくい環境になりました。
ただしコーディング以外のスキルを身につけ、1つ1つの仕事に誠実に向き合っていれば仕事に困ることはないでしょう。
Web制作で仕事がない場合の対処法は?
Web制作で仕事がない場合の対処法は下記のとおりです。
クラウドソーシングだけで営業をしている場合は、SNSやブログなどを活用してみましょう。
自分のスキルをアピールすることで、Web制作会社から直接依頼を受けられる場合があります。
またWeb制作の案件を受注後も、積極的にスキルや知識を身に付けることも大切です。
コーディングだけではなく、WordPressのスキルやWebマーケティングの知識を習得し、周りのライバルよりも頭ひとつ抜ける存在になりましょう。
さらに、営業で使用するポートフォリオを見直し、表示崩れやエラーなどはないかをチェックしてみてください。
ポートフォリオは自身のスキルの証明になるものなので、質を高めることで仕事を得られるチャンスが増えます。
Web制作は独学でも習得できる?
Web制作は独学でも習得できます。
独学で習得する際の主な流れは下記のとおりです。
Web制作で必要なプログラミングスキルは、書籍やオンライン学習サービスなどを上手に活用すれば独学でも十分取得できます。
Web制作を独学で習得する際の費用は、教材費などを含めておおよそ10,000円~20,000円ほど。
また、仕事に必要なスキルを得られるまでの期間は、人によって異なりますが約6ヶ月~1年程度です。
独学で習得したい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
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まとめ
Web制作で挫折しないためには、学習方法を見直すことが大切です。
質問サイトやプログラミングスクールをうまく活用して、つまずいたときにサポートを得られるようにしておきましょう。
また、Web制作を学ぶ目的を明確にしたり、十分な学習時間を確保したりすることもポイントです。
自分にぴったりの学習スタイルが確立できたら、あとは諦めずに学習を継続しましょう。